米中首脳、G20で会談の公算大 カドローNEC議長が発言

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トランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席。来月のG20の場で会談する可能性が高いという/NICOLAS ASFOURI/AFP/Getty Images

トランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席。来月のG20の場で会談する可能性が高いという/NICOLAS ASFOURI/AFP/Getty Images

ワシントン(CNN) 米国家経済会議(NEC)のカドロー議長は12日、米FOXニュースでのインタビューで、トランプ大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席が来月、日本で開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議の場で直接会談する可能性は高いと述べた。

カドロー氏は米中間の通商交渉について「建設的な協議が進んでいたし、今もそうだと思っているが、問題は2週間前に中国側が後戻りしたことだ」と主張した。

また米国が先週、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)分への関税を25%に引き上げたことに対して、中国側からの報復が予想されるかという質問には「そうだと思う」と答え、報復の内容は13日までに判明するかもしれないと述べた。

対中関税によって米企業や消費者に負担がかかることは認める一方、米国の経済成長に及ぶ影響は小さいだろうと強調した。

中国側との新たな協議は予定されていないとしたうえで、交渉責任者のライトハイザー通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官が再び中国に招かれていることを明らかにした。

さらにトランプ氏と習氏がG20で直接会談する可能性に言及したが、合意成立の時期は明言せず、まだ多くの課題があるとの認識を示した。

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