ボーイング、737MAX減産へ 2件の墜落事故が影響

米ワシントン州にあるボーイングのレントン工場で737MAXの製造にあたる従業員ら/Jason Redmond/Getty Images

米ワシントン州にあるボーイングのレントン工場で737MAXの製造にあたる従業員ら/Jason Redmond/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 新型旅客機「737MAX」の墜落事故が相次ぎ対応に追われる米航空機大手ボーイングのミュレンバーグ最高経営責任者(CEO)は5日、737型機の生産を削減すると発表した。4月中旬から月52機の生産ペースを月42機に引き下げる方針。

ミュレンバーグ氏の声明は737全体の生産体制に言及したものだが、その大半はMAX型機となっている。

737MAXは約5カ月の間に2度の事故を起こし、計346人が死亡。先月起きたエチオピア航空機墜落の後には、全機を運航停止とする措置が取られていた。ボーイングは運航再開を目指してソフトウェアの修正などを進めている。

ミュレンバーグ氏はまた、設計や開発の方針と過程を調べる委員会の設置を取締役会に要請したことも明らかにした。この委員会は会社が737MAXや他のボーイング機への「最高レベルの安全性」を実効的に確保できているかを調査する。

エチオピア航空の事故を巡っては前日、当局が暫定報告書を発表。事故機の操縦士はボーイングの定める手順を全て行ったが、機体を制御できなかったとの見解を示した。

ボーイングは同日、2件の事故に類似性があるとの認識を示し、失速防止システムが関わっていたことを認めた。エチオピア当局の報告書ではこのシステムの名称を具体的に触れていないものの、調査結果はAOA(迎角)センサーからの誤った入力によりシステムが機体を急降下させたことを示しているとみられる。

ミュレンバーグ氏は同日、「人命が失われたことを申し訳なく思う」と謝罪した。

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