全米のスタバ8000店休業、人種偏見問題で研修へ

2018.04.18 Wed posted at 10:16 JST

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ニューヨーク(CNNMoney) 米フィラデルフィアのスターバックスで友人と待ち合わせていた黒人男性2人が逮捕された問題を巡り、スターバックスはこのほど、全米の直営店8000店舗で5月29日を休業とし、人種的偏見の解消に向けた従業員研修を行うと発表した。

この問題では、12日に店内で友人を待っていた2人が警官に逮捕され、抗議の声が噴出していた。警察に通報したのは店長だった。

人種的偏見に関する5月29日の研修は、約17万5000人の従業員が対象となる。

スターバックスのケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は、「この数日間はフィラデルフィアで地域社会の声に耳を傾け、我々の過ちが何だったのか、それを是正するためにどうすべきなのかを学んだ」と述べ、全社を挙げて人種的偏見の解消に取り組む姿勢を強調した。

研修の内容については、エリック・ホルダー元司法長官や、全米黒人地位向上協会(NAACP)の関係者など、専門家の意見をもとに構成する。研修の効果についてもこうした専門家に検証してもらう予定。

今回の事件では、フィラデルフィアのスターバックスに来店した黒人男性2人がトイレを使わせてほしいと頼んだところ、商品を注文した客しか使えないとして従業員に断られた。2人が何も注文しないまま座っていたため店長が警察に通報し、2人は不法侵入の容疑で逮捕された。立件には至っていない。

ジョンソンCEOは16日、この2人に会って謝罪したという。

スターバックスは、警察を呼んだ店長が今はこの店に勤務していないことを確認した。相互の合意に基づき退社したという報道についてはコメントしなかった。

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