半世紀ぶりの日本の旅客機、MRJが初飛行

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世界の航空機市場での台頭を狙う

(CNN) 50年ぶりの日本の国産旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」が11日、愛知県の県営名古屋空港で初の試験飛行を行った。世界の航空機産業で主要プレイヤーの仲間入りを目指す日本の野心を示す象徴的なイベントとなった。

約90分間のフライトは順調に進んだ。

開発を進める三菱航空機によると、同機は座席数が78と92の2つの機体が製造される予定。空気力学上優れたデザインにより、他の飛行機に比べて燃料を20%節約できるという。

100席以下の旅客機の製造では現在、ブラジルのエンブラエルとカナダのボンバルディアの2社が圧倒的シェアを誇る。三菱航空機はそこにMRJで勝負を挑むことになる。

今後も試験飛行は繰り返され、納入は2017年中旬以降に開始される見込み。最初の納入先は全日空で、15機の発注を確定している。

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