香港の「香」を守れ――伐採で減少の香木、植林で再生目指す

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香港大学の専門家によれば、香木は値段の高さと供給が限られていることから、中国本土から香港にやって来て不法に伐採していく業者も後を絶たないという。

90年前から合法的に香木の取引を手掛けてきたウィン・リー・サンダルウッド社は、香木や線香の販売店を営む。香木は最も高いものでキロ当たり2500ドル。線香は月に1度、香と水、それに秘密の材料を混ぜて従業員が手作りしているという。

香木を買いに来る客は過去5年で着実に増え、店は繁盛していると店員は話す。

チャン氏は香木が香港の伝統産品であることを忘れて欲しくないと語り、「私の香木にはもっと大きくなってほしい。香港の都市化が進んでも、もっとたくさんの木を植えることは可能であり、そうすべきだと思っている」と話している。

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