オジー・オズボーンが最後の公演、ブラック・サバスのオリジナルメンバーも集結

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「ヘビーメタルの帝王」とも呼ばれるオジー・オズボーンさん/Jeff Kravitz/FilmMagic, Inc/Getty Images

「ヘビーメタルの帝王」とも呼ばれるオジー・オズボーンさん/Jeff Kravitz/FilmMagic, Inc/Getty Images

(CNN) 「ヘビーメタルの帝王」とも呼ばれるオジー・オズボーンさんが最後となる公演でパフォーマンスを披露し、ステージに別れを告げた。公演にはロックバンド「ブラック・サバス」のオリジナルメンバーも集結した。

オズボーンさんは5日、英バーミンガムで開かれたコンサート「バック・トゥ・ザ・ビギニング」で、ベースのギーザー・バトラーさん、ドラムのビル・ワードさん、ギターのトニー・アイオミさんとステージに立った。4人が一緒にステージに立つのは20年ぶり。ブラック・サバスの公式サイトでは今回のコンサートをオズボーンさんにとっての「お別れ公演」とうたっていた。

オズボーンさんは2020年にパーキンソン病と診断されたことを明かしていた。

オズボーンさんは、最後の曲「Paranoid」を披露する前、観客に向けて「長年にわたるみなさんの支持のおかげで今のライフスタイルをおくることができました。心から感謝します。みなさんを愛しています」と語りかけた。

ビラ・パークで開催されたコンサート「バック・トゥ・ザ・ビギニング」に集まった観衆/Andy Buchanan/AFP/Getty Images
ビラ・パークで開催されたコンサート「バック・トゥ・ザ・ビギニング」に集まった観衆/Andy Buchanan/AFP/Getty Images

バンドは「Iron Man」「N.I.B.」なども披露。オズボーンさんは自身のステージで「Crazy Train」「Mr. Crowley」「Mama, I’m Coming Home」などを披露した。

コンサートの司会は俳優ジェイソン・モモアさんが務めた。ライブと配信による収益は複数の団体に寄付される。コンサートには、メタリカやガンズ・アンド・ローゼズ、スレイヤー、アリス・イン・チェインズら音楽界の大御所も多数出演した。

ブラック・サバスは1968年、バーミンガムで結成。ヘビーメタルの先駆者として知られ、2006年にロックの殿堂入りし、グラミー賞も2回受賞している。17年に「最後のツアー」を行って活動を停止していたが、その後も再結成をめぐるうわさがたびたび報じられてきた。

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