ブッシュ氏「イラク侵攻は不当」、ウクライナと混同し即座に訂正

演説を行うジョージ・W・ブッシュ元大統領/The Bush Center / Youtube

2022.05.22 Sun posted at 16:54 JST

(CNN) 米国のブッシュ(子)元大統領(75)は22日までに、米テキサス州ダラスでの行事で演説し、自ら率いていた政権が仕掛けた2003年のイラク侵攻を「全面的に不当で野蛮」と形容、その直後にロシアによるウクライナ侵攻と言い間違えたと訂正する一幕があった。

元大統領はロシアの選挙は操作されており、政敵は投獄されたり、選挙プロセスへの参加から排除されていたりしていると主張。「その結果はロシアにおける抑制と均衡の不在であり、一人の男の決定で全く不当で野蛮なイラク侵攻が始まった」と述べた後に、「いや、ウクライナのことだ」と言い直した。

その後、忍び笑いを見せながら、小声で「イラクもだ」と述べた。場内に笑い声が起きる中で、「私は75歳になった」ともつけ加えた。

ブッシュ氏は演説で、ウクライナのゼレンスキー大統領にも触れ、「格好良い小さな男」「21世紀のチャーチル」と評した。

ブッシュ氏「イラク侵攻は不当」、ウクライナと混同し訂正

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