ステルス戦闘機F35が墜落、操縦士は無事脱出 米フロリダ州

着陸したステルス戦闘機F35A=2016年2月、米アイダホ州のマウンテンホーム空軍基地/Airman 1st Class Jeremy Mosier/USAF

2020.05.21 Thu posted at 11:45 JST

ワシントン(CNN) 米フロリダ州のエグリン空軍基地付近で19日遅く、ステルス戦闘機F35が通常の訓練中に墜落した。同基地の近くでは先週、F22戦闘機が墜落する事故が起きたばかり。

米空軍の声明によると、F35の操縦士は緊急脱出に成功し、検査と経過観察のために基地内の病院に搬送された。容体は安定しているという。

声明では、F35は「通常の夜間訓練のため出撃していた」と説明。事故による犠牲者や民間施設への被害は出ていないとしている。

空軍仕様のF35Aは米軍屈指の先進的な機種であり、同機が絡む事故はまれ。

エグリン空軍基地の近くでは15日にも、F22戦闘機が通常の訓練中に墜落する事故が起きていた。現在、両事故について調査が行われている。

F35Aの1機当たりのコストは現時点で約9000万ドル(約96億円)に上る。

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