トランプタワー「盗聴」、証拠なしと結論 米司法省

米司法省は、オバマ前大統領が「トランプタワー」の電話での交信を盗聴していたとする主張を裏付ける証拠は見つからなかったと明らかにした

2017.09.03 Sun posted at 15:47 JST

(CNN) 米司法省は3日までに、オバマ前大統領が昨年の米大統領選前にトランプ大統領のニューヨークの拠点「トランプタワー」での電話での交信を盗聴していたとするトランプ氏の主張を裏付ける証拠は見出せなかったと結論付けた。

裁判所への提出文書で明らかにした。米連邦捜査局(FBI)と司法省内の国家安全保障担当部門は、トランプ氏が今年3月4日、ツイッター上で示した盗聴被害の主張に関連する記録の入手を確認出来なかったとした。

裁判所への文書提出は、政府活動の透明化を求める団体「アメリカン・オーバーサイト」の情報公開法に基づく訴訟を受けたもの。

コミーFBI長官(当時)は今年3月、連邦議会でトランプタワーが盗聴されていたとの主張を裏付ける証拠はないと証言。アメリカン・オーバーサイトは司法省の今回の結論を受け、「トランプ氏の言い分が偽りであることを確認した」と評価した。

トランプタワー「盗聴」の証拠なし

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