ロシア、イラン・イスラエル停戦を歓迎 停戦の継続求める
(CNN) ロシアは24日、イランとイスラエルの間で成立した停戦を歓迎した。前日には、イランのアラグチ外相がモスクワで、ロシアのプーチン大統領と会談していた。
ロシアのペスコフ大統領報道官は定例記者会見で、もし停戦が実際に成立したのであれば、それは歓迎すべきことだと述べた。さらに「これはこの紛争の当初からロシア連邦が呼びかけてきたことだ。この停戦が持続的なものになることを期待する」と語った。
イランはウクライナで続く戦争でロシアを強く支援する国の一つ。ロシアは、米国によるイランの核施設への攻撃をいち早く非難していた。
ペスコフ氏によると、アラグチ外相はプーチン大統領との会談で、中東危機に対するロシアの「明確な立場」を「高く評価」したという。
イランの最高指導者ハメネイ師からプーチン氏への書簡をアラグチ氏が手渡し、追加支援を要請したとするロイター通信の報道について問われると、ペスコフ氏は、書簡については否定しつつ、一定のメッセージが伝えられたことは認めた。
ペスコフ氏によれば、モスクワでの協議では米国の攻撃に対するイランの対応については議論されなかった。