ロシア、ウクライナとの和平協議「長期休止」 クルスク州侵攻受け

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月11日に公開された映像の一部。ロシア・クルスク州で発砲するウクライナ軍とみられる戦車/Russian Defence Ministry/Reuters

8月11日に公開された映像の一部。ロシア・クルスク州で発砲するウクライナ軍とみられる戦車/Russian Defence Ministry/Reuters

(CNN) ロシア外務省は14日、ウクライナが先週ロシア南西部クルスク州へ奇襲攻撃を仕掛けたことを受け、ウクライナとの和平協議を「長期休止」すると表明した。

ロシア外務省のミロシュニク特使は会見で、「クルスク地域でのテロ行為により、ウクライナは最低でも和平協議を長期休止させる結果になった」と説明した。

またウクライナによる侵攻について、協議を停滞させる「意図的な」目的で行われたとの見方を示した。

和平の努力は難航している。ロシアはウクライナに東部4州の放棄を要求しているものの、これはウクライナにとって受け入れ不可能だ。

ウクライナがクルスク州を攻撃した正確な目的は不明だが、和平協議が行われた場合により優位な立場に立とうとする狙いではないかとの観測も出ている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「ロシア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]