最年少27歳の市長、銃撃で死亡 南米エクアドル

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ガルシア氏はレンタカーとみられる車両の中で首席報道官と共に遺体で発見された/National Police of Ecuador/Handout/Reuters

ガルシア氏はレンタカーとみられる車両の中で首席報道官と共に遺体で発見された/National Police of Ecuador/Handout/Reuters

(CNN) 南米エクアドルの最年少の市長、ブリジット・ガルシア氏(27)が24日午前、銃で撃たれて死亡しているのが見つかった。同国の国家警察が明らかにした。

ガルシア氏は沿岸部の小都市サンビセンテの市長。警察がX(旧ツイッター)上に出した声明によると、レンタカーとみられる車両の中で首席報道官と共に遺体で発見された。同報道官も銃撃で殺害されていた。

初期段階の捜査は、銃が車内で発砲されたことを示唆しているという。

現在詳しい捜査が行われていると警察は述べた。エクアドル政府は声明を出し、事件を「犯罪行為」と断定。国が「テロや組織犯罪、政治腐敗と戦っている」ことに言及した。ただいかなる個人、団体も殺害の背後にいるとして糾弾することはなかった。

本人のXのプロフィルによれば、ガルシア氏はエクアドル国内で最年少の市長だった。コレア元大統領はソーシャルメディアにガルシア氏と共に写る画像を添付し、「もうたくさんだ」と訴えた。

エクアドルはかねて、武装したギャングによる暴力の急増に苦しんでいる。

ガルシア氏は昨年、左派政党から市長に選出された。ソーシャルメディアによると、この数週間はサンビセンテ市内の飲料水の清浄化に取り組んでおり、当該のプロジェクトについて国の開発銀行と協議も行っていた。

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