NZ行きラタム航空機に「技術的問題」、強い揺れで50人負傷

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11日、オークランド空港には救急車7台を含む14チームが出動した/Dean Purcell/AP via CNN Newsource

11日、オークランド空港には救急車7台を含む14チームが出動した/Dean Purcell/AP via CNN Newsource

(CNN) 南米チリのラタム航空によると、11日にオーストラリアからニュージーランドに向かっていた便で「技術的問題」が発生し、強い揺れで数十人が負傷した。

ニュージーランドの救急医療団体によると、負傷した乗客と乗員約50人がオークランド到着時に手当てを受けた。このうち1人は重傷。12人が病院へ搬送された。空港には救急車7台を含む14チームが出動したという。

ラタム航空は、この便の飛行中に技術的問題が発生したため強い揺れが起きたが、予定の時刻にオークランドに着陸したと発表した。問題の詳細は公表されていない。

チリの航空当局は乗客の被害に遺憾の意を表し、ニュージーランドでの調査に参加する正式な代表者を任命すると述べた。

ニュージーランド運輸安全委員会の報道官はCNNに、現在情報を収集中だと語った。

航空機の運航サイト「フライト・アウェア」によると、機体はボーイング787―9型機。ボーイングの報道担当者は問題が発生したことを確認し、情報収集に努めていると述べた。

乗客の1人がCNN提携局に語ったところによると、飛行中に機体が急降下し、客室内の人々が空中に放り出された。シートベルトを着けていない乗客も多かったという。

別の乗客は「機体が停止」し、乗客らの体が投げ出されたと振り返る。天井が破れて血の跡がつくほどだったが、自身は軽傷で済んだと語った。

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