ローマ近郊のスキー場、雪不足で深刻な危機

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
イタリアのアペニン山脈にあるカンポフェリーチェでは過去20年以上で最も暖冬となった/Fiona Sibbett/CNN via CNN Newsourc

イタリアのアペニン山脈にあるカンポフェリーチェでは過去20年以上で最も暖冬となった/Fiona Sibbett/CNN via CNN Newsourc

伊カンポフェリーチェ(CNN) イタリアの首都ローマ近郊にあるカンポフェリーチェのスキー場が、雪不足で深刻な危機に陥っている。

カンポフェリーチェは何十年も前から地元のスキー客らに親しまれてきた。例年なら一面真っ白なゲレンデも、今年はぬかるんだ荒地にしか見えない。

開放しているのは通常の14コースに比べ、わずか4コース。リフトもほんの一部しか運行していない。

暖冬で雪が降らないうえ、人工雪をつくる水源の湖が干上がってしまった。よそから水を買ってようやくできた人工雪も、気温が高ければ融けてしまう。

人工雪で作られたゲレンデ/Fiona Sibbett/CNN via CNN Newsource
人工雪で作られたゲレンデ/Fiona Sibbett/CNN via CNN Newsource

今月は世界の気温が、2月としては観測史上最高を記録する見通し。気候変動やエルニーニョ現象の影響とみられる。特にアルプスやドロミテなど、欧州各地のスキー場が大きな打撃を受けている。

「環境問題」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]