インドネシア大統領選、現国防相が過半数獲得の見通し 初期集計

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選挙関係のイベントに出席したプラボウォ氏=1月27日
/Dimas Ardian/Bloomberg/Getty Images

選挙関係のイベントに出席したプラボウォ氏=1月27日 /Dimas Ardian/Bloomberg/Getty Images

(CNN) インドネシアで14日に実施された大統領選は、非公式の初期集計によると、最有力候補と目されていたプラボウォ国防相(72)が過半数の票を確保し、当選する見通しとなった。

複数の民間シンクタンクによる簡易集計の初期結果を、国営アンタラ通信が伝えた。決選投票を回避して当選するには、50%を超える得票率が必要と定められている。

2位はアニス・バスウェダン前ジャカルタ特別州知事で得票率22%弱、3位はガンジャル・プラノウォ前中部ジャワ州知事とされた。

投票はすでに締め切られている。CNNは初期集計を独自に検証できていないが、主要シンクタンクは過去の選挙でも正確な数字を示してきた。

インドネシアの選管は、公式結果を3月まで発表しない。

大統領選には全国38州で計2億人以上が投票すると予想され、登録有権者の約半数を占める40歳未満の層の動向が注目されていた。

プラボウォ氏は2014年と19年にも大統領選に出馬し、いずれもジョコ現大統領に敗れた。今回はジョコ氏の長男ギブラン氏を副大統領候補に選んでいる。

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