米国によるフーシのミサイル迎撃、英軍艦が支援

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
誘導ミサイル駆逐艦ダイヤモンド=2016年6月、英ポーツマス/Thomas Muncke/picture-alliance/dpa/AP

誘導ミサイル駆逐艦ダイヤモンド=2016年6月、英ポーツマス/Thomas Muncke/picture-alliance/dpa/AP

(CNN) 米軍艦艇が紅海上空でイエメン反政府武装組織フーシのミサイルやドローン(無人機)を迎撃した件で、シャップス英国防相は10日、迎撃支援のため誘導ミサイル駆逐艦ダイヤモンドを展開したことを明らかにした。

シャップス氏は声明で「ダイヤモンドはシーバイパー・ミサイルと艦砲を駆使して、自艦や一帯の商船に向かってきた複数の攻撃ドローンを破壊した。乗組員の負傷や艦体の損傷は起きていない」と述べた。

さらに「英国と同盟国はかねて、こうした違法攻撃は全く容認できず、継続すればフーシは相応の結果を負うと明確にしてきた」とも述べた。

米中央軍の声明によると、米海軍はこれに先立ち、フーシがイエメンから発射した21のミサイルやドローンを迎撃した。紅海上のフーシによる攻撃としてはここ数カ月で最大規模になった。

イランを後ろ盾とするフーシは相次ぐドローンやミサイルによる攻撃について、パレスチナ人への連帯を表明するものだとしている。

フーシによる一連の攻撃は昨年10月7日のイスラエル襲撃の直後に始まった。当初は紅海を移動するイスラエル関係の商船を狙っていた。

「人道危機」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]