インド南部で豪雨被害、10人死亡 1晩で半年分の雨量

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大雨で冠水した道路を歩く人々=20日、インド南部タミルナドゥ州トゥートクディ/Stringer/AFP/Getty Images

大雨で冠水した道路を歩く人々=20日、インド南部タミルナドゥ州トゥートクディ/Stringer/AFP/Getty Images

(CNN) インド南部タミルナドゥ州(人口7200万人)がモンスーンの豪雨に見舞われ、鉄砲水や全集落の浸水による死者が出ている。インド気象庁の予報によれば、大雨は今後も続く見通し。

同州は17~18日にかけ、所によって400ミリを超す豪雨に見舞われた。CNNの分析によると、これは平年の年間降水量のほぼ半分に相当する。

タミルナドゥ州当局者は19日、この豪雨による洪水で、少なくとも10人が死亡したことを明らかにした。

タミルナドゥ州は今月上旬、サイクロン「ミチャウン」に直撃され、少なくとも12人が死亡していた。

現地のテレビ局が伝えた映像や写真では、住民らが腰までの深さの水の中を歩いていた。インド空軍のヘリコプターは屋根の上に取り残された人々のために食料などの物資を投下した。

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