EU、ウクライナとモルドバの加盟交渉開始で合意

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ウクライナのゼレンスキー大統領(左)がEU首脳会議に出席、欧州議会のメツォラ議長と握手=2023年2月9日/ Kenzo Tribouillard/AFP/Getty Images

ウクライナのゼレンスキー大統領(左)がEU首脳会議に出席、欧州議会のメツォラ議長と握手=2023年2月9日/ Kenzo Tribouillard/AFP/Getty Images

ロシアの侵攻を受け、戦争状態にあるウクライナがこれらを証明するのは困難な状況にある。基準を満たした後は、EUの法体系「アキ」の35の政策分野で交渉が始まる。各分野ごとに交渉を完結し、全加盟国の署名を得て、EU議会で批准を受ける必要がある。

加盟交渉開始の発表は、ドイツのショルツ首相など多くの首脳から歓迎された。

一方、ウクライナへの追加資金援助や加盟交渉に最も難色を示してきたハンガリーのオルバン首相は「完全に無分別で合理性を欠き、正しくない決定」だと述べ、ハンガリーは「今日の決定に参加しなかった」「ウクライナはEU加盟交渉を開始できる準備ができていない」と述べた。

さらに「他の26カ国が決定をすべきだと主張した。ハンガリーとしては、26カ国がそうしたいなら、その道を行けばいいと判断した。ハンガリーはこの悪い決定を分かち合いたくない」と続けた。

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