米下院議長、ゼレンスキー氏と会談 ウクライナ支援の前に国境問題の対処必要の姿勢

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ゼレンスキー氏との会談後に記者団に話すジョンソン米下院議長/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images

ゼレンスキー氏との会談後に記者団に話すジョンソン米下院議長/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、米首都ワシントンで連邦議会のジョンソン下院議長(共和党)らと会談した。米国のウクライナ支援を含む予算案については、与野党の対立が続いており、可決されるめどは立っていない。

約30分間にわたってゼレンスキー氏と意見を交わしたジョンソン氏は「良い会談だった」としながらも、ウクライナ支援を進める前に国境問題への対処が必要だとの姿勢を堅持。「我々はウクライナで何をしているのか、貴重な税金の使い道をどのように監視するのかを明確にする必要がある」などと述べ、慎重な姿勢を崩さなかった。

米政府は10月に、ウクライナ支援を含む追加予算案を議会に提案したが、下院与党の共和党の一部の議員が強く反発している。ジョンソン氏らはウクライナ予算承認の条件として、国境警備の強化などを求めている。

ジョンソン氏はまた、ウクライナを勝利に導く明確な戦略をホワイトハウスが打ち出せていないとも主張。さらには、上院が機能していないと批判した。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、ゼレンスキー氏がワシントンを訪れるのは3回目。

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