どこへ行っても空爆と飢え、ガザ住民に迫る死の恐怖

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イスラエル軍が投下したQRコード付きのビラを手にするパレスチナ人/Abed Zagout/Anadolu/Getty Images

イスラエル軍が投下したQRコード付きのビラを手にするパレスチナ人/Abed Zagout/Anadolu/Getty Images

ガザではイスラエルの避難の呼びかけに応じて住民が避難することもある。しかし多くは、どこへ行こうと空爆や飢えによる死の恐怖からは逃れられないと言う。

イスラエルは、住民に避難場所を示す地図を提供していると主張する。

イスラエルが投下するビラにはQRコードが記載されていて、これをスマートフォンで読み取るとガザ地区の地図が表示され、イスラエルが指定する安全区域と危険区域が示される仕組み。

しかし地図を利用できるパレスチナ人はほとんどいない。ビラを見ていないという人もいれば、ビラを見たとしても、電気もインターネット接続もイスラエルが遮断しているために、バーコードをスキャンできないという人もいる。

「インターネットが使えなくなってから、もう50日になる」。デイルアルバラに避難している住民はそう語った。「デイルアルバラの次がどこなのかは神のみぞ知る」

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