ガザ地区は「世界で最も危険な場所の一つ」、南部殺到の避難民は行く先なく 国連機関

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ガザ地区南部ハンユニスで空爆により破壊された建物の跡を調べる人々=5日/Ahmad Hasaballah/Getty Images

ガザ地区南部ハンユニスで空爆により破壊された建物の跡を調べる人々=5日/Ahmad Hasaballah/Getty Images

(CNN) 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は6日、イスラエル軍の砲撃でパレスチナ自治区ガザ地区の南部では新たに避難民の波が押し寄せ、ガザの状況は「刻々と悪化している」と訴えた。

UNRWAは「『安全』地帯はなく、ガザ地区全体が世界で最も危険な場所の一つになった。UNRWAが運営する施設も含め、避難所はすべて過密状態で、他に行く場所がない」とX(旧ツイッター)で窮状を報告した。

国際医療組織「国境なき医師団(MSF)」もXへの投稿で、ガザへの「無差別かつ執拗(しつよう)な攻撃」の即時停止を要求。「強制的な移住は直ちにやめなければならない。病院や医療スタッフへの攻撃、支援物資の制限、包囲も直ちにやめなければならない」と訴えた。

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