ガザ難民キャンプ空爆は「大虐殺」、中東諸国も非難

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イスラエル軍からの攻撃をうけた現場で捜索を行うパレスチナ人ら=10月31日、パレスチナ自治区ガザのジャバリア難民キャンプ/Anas al-Shareef/Reuters

イスラエル軍からの攻撃をうけた現場で捜索を行うパレスチナ人ら=10月31日、パレスチナ自治区ガザのジャバリア難民キャンプ/Anas al-Shareef/Reuters

(CNN) イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区のジャバリヤ難民キャンプを空爆したことについて、パレスチナ外務省は「大虐殺」と表現し、子どもや女性が殺害されたと指摘した。声明では「世界中が見つめる中で、大規模な大虐殺が行われた。しかも自衛を口実に」と述べている。

サウジアラビア、イラン、ヨルダン、エジプトの中東諸国も空爆を非難した。エジプトはイスラエルが国際法や国際人道法に違反したと述べ、住宅地を標的としたことを「非人間的」と形容した。

米ホワイトハウスで行われた米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー報道官の記者会見では、ジャバリヤ難民キャンプの空爆に関する質問が相次いだ。

イスラエルがパレスチナの民間人を守るために十分な措置を講じているかどうか問われると、カービー報道官は「彼らがそうしようとしている形跡」はあると返答。「全ての出来事にリアルタイムで反応するつもりはない。だが民間人が傷つけられていることは確かに認識している」「民間人が数千人規模で殺害されている。我々はそれを認識し、目の当たりにしている。ガザの民間人の死亡は1人として容認していない」と述べた。

その上で、「イスラエル軍の目標は、罪のない民間人の命を意図的に奪うことではない。それを最小限に抑えようと努めている」と言い添えた。

パレスチナ自治政府のリヤド・マンスール国連大使は10月31日、イスラエルのジャバリヤ難民キャンプ攻撃は戦争犯罪にあたると述べ、国際刑事裁判所(ICC)に付託すべきだとの認識を示した。

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