ガザ民間人への「集団的懲罰」は戦争犯罪に相当、イスラエルに封鎖解除求める アムネスティ

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イスラエルの攻撃で負傷したパレスチナ人の子どもが病院を訪れる様子=12日、ガザ地区南部/Hatem Ali/AP

イスラエルの攻撃で負傷したパレスチナ人の子どもが病院を訪れる様子=12日、ガザ地区南部/Hatem Ali/AP

(CNN) 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは13日、イスラエルに対し、パレスチナ自治区ガザ地区の封鎖を「直ちに」解除するように求めた。ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスによるテロ攻撃に対して、イスラエルが市民に「集団的懲罰」を与えることは戦争犯罪に相当するとの認識を示した。

人口密集地の封鎖はガザを暗闇へと陥れ、人道上の悲劇をさらに悪化させる事態になるとも指摘した。

集団的懲罰は「残酷かつ非人道的」であり、「パレスチナの市民はハマスや他のパレスチナ武装勢力の犯罪に責任を負っていない」とも言及。「何ら役割を担わず、またコントロールもできない行為に対し、イスラエルが懲罰を与えることは国際法上禁じられる」と述べた。

アムネスティはガザでの人道回廊設置の合意に向けて、国際社会に働きかけを呼び掛けている。ガザでは42万3000人以上が避難を余儀なくされている。

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