ウクライナ南部で激しい戦闘続く、ベルボベやノボプロコピウカ周辺

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(CNN) ウクライナ南部での戦闘に関する報告によれば、ベルボベやノボプロコピウカの周辺で激しい戦闘が行われ、ロシア軍とウクライナ軍の双方が領土を奪おうとしている。

ウクライナ軍の報道官は4日、「我々はザポリージャ州ロボティネの西の地域で部分的な成功を収めた。ウクライナ軍の兵士は占領軍が人員と装備の両面で損害を被るのを目撃した」と述べた。

同報道官はウクライナメディアに対し、ウクライナ軍が防衛エリアで陣地を固め、ロシア軍を消耗させ続けていると説明。ある地域では100メートルから600メートル前進したという。

過去数週間、この地域では数百メートル単位で領土の奪還と喪失が行われている。ウクライナ軍はロシア軍の複数の防衛線を突破して要衝トクマクへ前進しようとしている。

同報道官によれば、メリトポリ方面ではウクライナ軍がゆっくりと圧力を加えており、過去数日で25人のロシア兵が投降した。

同報道官は「しかし、敵はあきらめていない。敵は失われた陣地を取り戻そうとしており、特にベルボベの西やマラトクマチカの南東で、予備の兵力を攻撃に投入している。精鋭の空挺(くうてい)部隊も攻撃に投入されているが、損害を被ったことを記録した」と語った。

ロシア側の情報としては、著名な軍事ブロガーの「WarGonzo」が、ウクライナ軍が火砲の支援を受けて、ノボプロコピウカを攻撃していると明らかにした。

同ブロガーによれば、ロシア軍は集落の北側の進入路で前線を完全に破壊することを余儀なくされた。ロシア軍はベルボベなどから反撃し、ベルボベではウクライナ軍を押し返すことに成功したという。

ウクライナ軍は長距離砲を使ってこの地域のロシア軍の防衛部隊を消耗させようとしている。ウクライナ軍は3日、ロシア軍がベルボベの西とマラトクマチカの南東で失った陣地を奪還しようとしたものの失敗したと発表した。

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