ノーベル化学賞に米ロの研究者3氏 「量子ドット」を開発

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左からムンジ・バウェンディ氏、ルイス・ブルース氏、アレクセイ・エキモフ氏/Massachusetts Institute of Technology/Columbia University/Nexdot

左からムンジ・バウェンディ氏、ルイス・ブルース氏、アレクセイ・エキモフ氏/Massachusetts Institute of Technology/Columbia University/Nexdot

(CNN) スウェーデン王立科学アカデミーは4日、今年のノーベル化学賞を米国人とロシア人の研究者3人に授与すると発表した。

受賞者は米マサチューセッツ工科大学(MIT)教授のムンジ・バウェンディ氏、米コロンビア大学名誉教授のルイス・ブルース氏、ロシア人で米ナノクリスタルズ・テクノロジー社に勤務するアレクセイ・エキモフ氏。

LED照明やテレビ画面、がんの摘出手術に応用される微小な半導体の粒子「量子ドット」を発見、開発した功績が評価された。

選考委員会は正式発表の数時間前に、誤って3氏の名前を公表していた。

スウェーデン紙が王立科学アカデミーからのメールとされる文書を掲載したが、選考委員長はロイター通信の取材に対し、「王立科学アカデミーの間違いだ」と説明。会合は発表の2時間あまり前に始まると述べ、「まだ決定を下していない」と話していた。

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