ウクライナ人2人、ロシアの防空ミサイルシステムを隠匿した疑い 地元警察

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ウクライナ北部キーウ州で、ロシア軍が残していったとみられる兵器が発見された(画像の一部を加工しています)/ Kyiv regional police

ウクライナ北部キーウ州で、ロシア軍が残していったとみられる兵器が発見された(画像の一部を加工しています)/ Kyiv regional police

(CNN) ウクライナ北部キーウ州の警察は3日までに、ロシア軍の残していったミサイル発射装置と弾薬を隠し持っていたとして、ウクライナ人容疑者2人の名前を公表した。この防空ミサイルシステムは100万ドル(約1億5000万円)近い値段の高価な装置だが、2人が隠匿した理由は不明。

警察が公開した写真には、背の高い草や低木の生い茂る庭で、黒い防水シートの下にミサイルシステムが隠されている様子が写っている。

キーウ州警察の9月30日の声明によると、この兵器は首都キーウ北西のチェルニヒウ州での戦闘後、ロシア兵が残していったものとみられている。チェルニヒウ州では開戦当初に戦闘が発生した。

兵器を調べる警官(画像の一部を加工しています)/Kyiv regional police
兵器を調べる警官(画像の一部を加工しています)/Kyiv regional police

事件の容疑者として、キーウ南東ボリスピル地区出身の38歳と45歳の人物が名指しされている。1人はキーウ北東のブロバリ地区に発射装置を隠した疑い、もう1人はキーウ近郊の別の地域にあるレンタルガレージに弾薬を保管した疑いが持たれている。

2人はこれらの兵器を違法に入手したとされる。

警察の報道官はCNNの取材に、容疑者2人は兵器を隠した理由について説明していないと明らかにした。

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