クリミア沖の石油掘削施設奪還、ウクライナ特殊部隊の指揮官が詳細明かす

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ウクライナ国防省情報総局が公開した映像の一部。石油・ガス掘削施設が映っている/Ukraine Defense Intelligence

ウクライナ国防省情報総局が公開した映像の一部。石油・ガス掘削施設が映っている/Ukraine Defense Intelligence

(CNN) ウクライナ南部クリミア半島沖にある石油・ガス掘削施設の奪還を率いた指揮官が作戦の詳細に触れ、戦闘員らがゴムボートで作戦に臨んだことを明らかにした。

この掘削施設は「ボイコ・タワー」と呼ばれ、2014年のクリミア併合直後からロシアの支配下にある。

ウクライナ国防省情報総局は11日、奪還作戦の様子を捉えた映像を公開していた。

国防省情報総局特殊部隊の指揮官は今回、テレビ局「1+1」に所属するウクライナ人記者のインタビューに応じ、奪還作戦について振り返った。

「特殊作戦の準備は約1カ月半にわたり進められた。片道作戦になる可能性は意識していた。恐怖を抱かないのは愚か者と死者だけだからだ。ゴムボートを使ったのは、より機動性が高く、航空支援手段から見えにくいとの理由からだ」(指揮官)

作戦中、ウクライナの情報将校らがロシアの戦闘航空機に遭遇し、携帯式防空システムで撃墜する場面もあったという。

「我々がボートを着岸させようとしたところ、航空機が我々の戦闘員を攻撃し始めた。砲弾のうち1発で沈没していた可能性もある」と指揮官。ボートの尾部が被弾し、煙が上がった。

掘削施設上に乗り込んだ特殊部隊はロシアの弾薬や、黒海西部の偵察に使われる重要装備を発見したという。

指揮官はボイコ・タワーの奪還について、ロシアにとって手痛い打撃になったと指摘。「我々は黒海、つまりズミイヌイ島(スネーク島)周辺海域でのロシアの行動を大きく制限した。ロシア軍をクリミアの海岸まで押し戻した」としている。

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