米の軍事援助、世界の安全保障への「最も有益な投資」 ウクライナ外相

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ウクライナのクレバ外相/Volodymyr Tarasov/Ukrinform/Future Publishing/Getty Images

ウクライナのクレバ外相/Volodymyr Tarasov/Ukrinform/Future Publishing/Getty Images

(CNN) ウクライナのクレバ外相は6日、ウクライナ首都キーウで、同国を訪問したブリンケン米国務長官と共同記者会見に臨み、米国による軍事支援について、「世界の安全保障に対する最も有益な投資だ」と述べた。

クレバ氏は、ウクライナに対する軍事援助や財政援助は慈善のための寄付ではなく、欧州の安全保障や世界全体の安全保障に対する米国の最も有益な投資だとの見方を示した。

クレバ氏は、米国が「ロシアの侵略を撃退するウクライナの主要な同盟国であり続ける」と強調した。

クレバ氏は、ブリンケン氏がウクライナ軍兵士の行動を高く評価していると述べた。

クレバ氏は「これは客観的な評価であり、戦場の厳しい現実と兵士らの英雄的な行動を考慮している」と述べた。クレバ氏は、米軍に対してウクライナ領での戦闘に参加するよう求めるつもりはないと言い添えた。

クレバ氏によれば、両国は、ウクライナの防衛産業の北大西洋条約機構(NATO)への統合や、ウクライナの防空能力の向上、ウクライナへの長距離ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」の供与などに関して話し合いを行った。

穀物輸出の協定についても協議を行い、ルーマニア領に隣接するドナウ川の穀物回廊が穀物輸出に利用できる「現時点で最も有望な選択肢」であることで合意した。

クレバ氏は、戦争を終結させるためのルールは侵略者である第三者ではなく侵略された側の国によって規定されるべきだとの見方を示し、そうした取り組みを機能させるためのいくつかの二国間のステップについて合意に至ったと述べた。

クレバ氏とブリンケン氏は、キーウで最近営業を再開させたマクドナルドで食事をとった。

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