ロシア、ウクライナのミサイル迎撃と発表 14人負傷 南部ロストフ州

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タガンログ中心部の被害があった地域=28日/Vasily Golubev, Governor of the Rostov region/Telegram via Reuters

タガンログ中心部の被害があった地域=28日/Vasily Golubev, Governor of the Rostov region/Telegram via Reuters

(CNN) ロシア当局は、南部ロストフ州タガンログの上空でウクライナのミサイルを迎撃したと発表した。複数の民間人が破片で負傷したという。

タガンログはウクライナとの国境から約40キロに位置する都市。ロシアによるウクライナ全面侵攻後、同市が攻撃を受けたのは初めてとみられている。

ロシア国防省は「ウクライナ政府は攻撃ミサイルに改造したS200防空システムの対空ミサイルを使い、ロストフ州タガンログの住宅インフラに対するテロ攻撃を実施した」と述べた。

防空システムでミサイルを迎撃したところ、破片が市内に落下し建物が損傷したという。

ロストフ州のゴルベフ知事も28日、SNSテレグラムへの投稿で、市中心部でロケット弾が爆発したと説明。割れたガラスで4人が軽傷を負ったが、死者は出ていないとした。

ロシア保健省はその後、14人が負傷したと発表した。

国防省によれば、ロストフ州内の別の場所でも28日、ミサイル1発が迎撃された。

国防省はまた、ウクライナが28日夜にモスクワ州へのドローン(無人機)攻撃を行ったものの防空システムで阻止し、被害や死傷者は出ていないとも明らかにした。

ロシア外務省のザハロワ報道官はタガンログへのミサイル攻撃やドローン攻撃を受け、「厳しい報復措置」を講じる権利を留保すると表明。「民間人や平和的なインフラに対するウクライナ政府の犯罪行為を強く非難する」としている。

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