7月のNATO首脳会議、ウクライナへの正式招待は行わず 事務総長

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ショルツ独首相(右)と共同記者会見に臨んだNATOのストルテンベルグ事務総長=19日、ドイツ・ベルリン/Markus Schreiber/AP

ショルツ独首相(右)と共同記者会見に臨んだNATOのストルテンベルグ事務総長=19日、ドイツ・ベルリン/Markus Schreiber/AP

(CNN) 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は19日、7月にリトアニアで開催されるNATO首脳会議では、ウクライナに対する正式な招待は行わないと明らかにした。

ストルテンベルグ氏はドイツ首都ベルリンで、ショルツ独首相と共同記者会見に臨み、NATO首脳会議やその準備において、正式な招待状を出すことについては議論が行われていないと述べた。議論しているのは、ウクライナをどのようにしてNATOに近づけるかという点だという。

ストルテンベルグ氏は、ウクライナのNATO加盟に向けた協議が行われているものの、「こうした協議の結果を先取りする立場ではない」と述べた。

ストルテンベルグ氏は「私に言えるのは、NATOがすでに多くのことについて同意しているということだ」と述べ、フィンランドとスウェーデンの加盟を例に挙げた。

ストルテンベルグ氏は、2008年にウクライナの将来の加盟が発表されたことについても合意していると述べた。招待の時期がいつになるのかは、ウクライナやNATOが決めることだとした。

ウクライナのゼレンスキー大統領は過去にも、ストルテンベルグ氏に対し、加盟に向けた時間的な枠組みを約束するよう求めていた。

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