移民局のトラックからぶら下がった幼児、SNSで拡散の映像に怒り噴出 ドミニカ共和国

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走行中の移民管理局のトラック後部ドアにしがみ付く幼児の映像がSNSで拡散された/@luznerdisperezdep/TikTok

走行中の移民管理局のトラック後部ドアにしがみ付く幼児の映像がSNSで拡散された/@luznerdisperezdep/TikTok

(CNN) 中米ドミニカ共和国で、幼い子どもがトラックの荷台の鉄格子のはまったドアにぶら下がった状態で、女性の差し出した腕に支えられている映像がSNSで出回った。国民からは憤りの声が噴出している。

問題の映像は3日に首都サントドミンゴで撮影された。幼児は走行中の移民管理局のトラック後部ドアにしがみ付くような格好で映っている。トラックは地元当局が拘束者の移送に使っているものだった。

女性は車内からドアの鉄格子越しに両腕を伸ばしている。この女性だけが、子どもが落ちないように支えている様子だった。

トラックの荷台で子どもの隣に座っている職員は、話をしながら伸ばした手を子どもの肩に置いているように見える。

移民局長はこの問題について「遺憾であり、心をいためている」とのコメントを発表した。

移民局は5日、トラックの後部に座っていた職員は免職処分になったと発表。男性職員はこの仕事を始めてまだ20日しかたっていなかったと言い添えた。

ハイチ国籍の女性は、同局が状況を認識したことを受けて釈放されたとしている。

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