米CDC、コロナ警戒レベル「高」に2カ国追加

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新型コロナウイルスの警戒レベルのリストで、カリブ海のドミニカ共和国などが「レベル3」に追加された/ValentinValkov/Adobe Stock

新型コロナウイルスの警戒レベルのリストで、カリブ海のドミニカ共和国などが「レベル3」に追加された/ValentinValkov/Adobe Stock

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)が世界各地の新型コロナウイルス感染状況に基づいて毎週更新する警戒レベルのリストで、高リスクを示す「レベル3」にカリブ海のドミニカ共和国と中東クウェートが追加された。

レベル3は、直近28日間の感染者が10万人あたり101人を超えた国・地域。27日付のリストで加わった2カ国のうち、ドミニカ共和国は先週の時点で感染者が10万人あたり50から100人の「レベル2」、クウェートは同49人以下の「レベル1」だった。

リストに掲載されている235カ国・地域の中で、半数近い約115カ国が現在、レベル3に指定されている。

レベル2には、これまでレベル1だったコロンビア、イラク、サウジアラビアが新たに加わった。

また、これまでレベル3だったロシアが2に引き下げられた。ただし同国については、ウクライナへの軍事侵攻を理由に、米国務省が渡航中止を求める「レベル4」の勧告を出している。

CDCのリストでは、レベル2の渡航先が21カ所になった。

低リスクを示すレベル1に追加された渡航先はなかった。

データ不足の「不明」カテゴリーには、アフリカ北東部のジブチが追加された。ほかに仏領ポリネシア、マカオ、モルディブなどが不明に分類される。CDCはリスクが把握できないとして、渡航を避けるよう勧告している。

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