長距離ミサイル「ストームシャドー」、ウクライナで既に使用 英国防相

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長距離ミサイル「ストームシャドー」/Ben Stansall/AFP/Getty Images

長距離ミサイル「ストームシャドー」/Ben Stansall/AFP/Getty Images

(CNN) ウォレス英国防相は18日、英国がウクライナに供与した長距離ミサイル「ストームシャドー」について、配備発表後に使用されたことを明らかにした。

ウォレス氏は英首都ロンドンでの記者会見にノルウェーのグラム国防相と参加し、作戦上の詳細についてはこれ以上明かすことができないと説明。「私に言えるのは、私の理解ではウクライナへの配備発表以後にストームシャドーが使用されたということだけだ」と述べた。

ストームシャドーは英仏が共同開発したステルス能力を持つ長距離巡航ミサイルで、通常は空中から発射される。射程は250キロを超え、ウクライナがかねて要求している米国製地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」の射程約298キロをやや下回る水準となる。

ストームシャドーはウクライナ東部のロシア支配地域の奥深くに届く射程を有する。欧米当局者はCNNに対し、英国はウクライナ政府から、ストームシャドーはウクライナの主権的領土の内側でしか使わず、ロシア国内に対しては使用しないとの確約を得たと明らかにした。

ウォレス氏は先週、ストームシャドーの供与について「今なお続くロシアの蛮行から自衛する最大の機会」になるとの認識を示していた。

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