ロシアで戦勝記念日のパレード、プーチン氏が演説 「ウクライナは人質」

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戦勝記念日、プーチン大統領が演説

(CNN) ロシアの首都モスクワにある赤の広場で9日、対ドイツ戦勝記念日のパレードが始まった。プーチン大統領が演説し、ウクライナは「西側の主人」に率いられる政権の「人質」になったと主張した。

ショイグ国防相は軍隊を視察し、第2次世界大戦でナチス・ドイツに勝利してから78年を迎えたことを祝った。

戦勝記念日はプーチン大統領の日程で最も重要なイベントになる。プーチン氏は長年、国民の支援を結集し、ロシアの軍事力を誇示するためにこの日を利用してきた。

だが、今年はパレードの豪華さとは対照的に、ウクライナでの軍事作戦の停滞が目立つ。モスクワの外では、ウクライナ国境地帯をはじめとする複数の地域で、安全上の懸念や展示する軍事装備の不足から準備の規模が縮小された。

パレードにはロシアの「特別軍事作戦」に参加した兵士も姿を見せた。

プーチン大統領は演説で、ロシアに対して「真の戦争」が仕掛けられていると主張。ウクライナ国民については、「西側の主人率いる犯罪政権の誕生につながったクーデターの人質になった。西側の残酷で自己中心的な計画の駒になったのだ」と述べた。

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