スーダン準軍事組織、72時間の停戦を発表 イスラム教の祭日控え

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戦闘が続く中、ハルツーム国際空港の上空に黒煙が立ち上る/AFP/Getty Images

戦闘が続く中、ハルツーム国際空港の上空に黒煙が立ち上る/AFP/Getty Images

(CNN) スーダンで1週間近く前から国軍と戦闘を続けている準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は現地時間21日早朝、ツイッターで72時間の停戦を発表した。戦闘による死者は330人を超え、国外に逃れた避難民も数万人に上る。

RSFの声明によると、停戦は午前6時から発効する。

停戦は断食月(ラマダン)の終わりを祝うイスラム教の祭日「イード・アル・フィトル」を前に発表された。

RSFは「停戦はイード・アル・フィトルに合わせたもので、市民を避難させる人道回廊を開き、家族に会う機会を与える目的がある」と説明している。

ただ、今回の発表で戦闘が停止するかはまだ不透明だ。スーダン国軍(SAF)は今のところ停戦の発表に言及していない。

世界の指導者や国際機関は15日に戦闘が始まって以来、RSFとSAFに対し合意を呼び掛けてきた。ただ、これまで複数回にわたって一時停戦が決裂し、双方が互いの違反を非難する事態となっている。

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