「ロシアは兵士の確保で問題」、西側当局者が指摘

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フィンランドがNATOに加盟し、中心の支柱は同国の国旗掲揚を待つ=4日、ブリュッセルのNATO本部/Kenzo Tribouillard/AFP/Getty Images

フィンランドがNATOに加盟し、中心の支柱は同国の国旗掲揚を待つ=4日、ブリュッセルのNATO本部/Kenzo Tribouillard/AFP/Getty Images

(CNN) 西側の当局者は5日、ロシアが「訓練された兵士」の確保で問題を抱えていると確信しているとCNNに明らかにした。

当局者は状況説明で「ロシアは追加で兵士40万人が必要だということを認識している。これはウクライナでの戦闘のためだけではなく、北大西洋条約機構(NATO)および(最近NATOに加わった)フィンランドとの間にできた新たな境界への軍隊の再編成を実行するためでもある」と説明し、「どのように兵士を確保するかは現時点では不明だ」と述べた。

当局者によると、ロシアは徴兵期間を延ばし、徴兵対象年齢を拡大したが、2回目の動員に向けた取り組みはこれまで行っていないという。

当局者は「さらなる動員に国民が持ちこたえられるのか、ロシア大統領府が本当に国民の回復力を試したいのか、現時点では不明だ。しかしまだ動員していないという事実は、動員に関する懸念を抱えていることを暗示している」と述べた。

さらに、軍への勧誘に加えてロシアは兵士への訓練の提供でも問題を抱えていると指摘した。

当局者は「ロシア軍の部隊がベラルーシで訓練を受けたり、地方の軍隊が訓練のようなものを受けずにそのまま前線に送られたりするのを我々は目にしてきた」「ロシアは兵士の養成と確保で真に問題を抱えている」と語った。

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