スロバキア、ウクライナにミグ29戦闘機4機を引き渡し

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スロバキア軍のミグ29戦闘機=2005年4月15日、スロバキア・スリアチ/Eduard Genserek/CTK/AP

スロバキア軍のミグ29戦闘機=2005年4月15日、スロバキア・スリアチ/Eduard Genserek/CTK/AP

(CNN) スロバキアのナド国防相は23日、同国が所有する旧ソ連製の戦闘機「ミグ29」4機をウクライナに引き渡したと明らかにした。

スロバキアはこれまでに13機のミグ29をウクライナに供与すると明らかにしており、ポーランドも4機の提供を約束している。

ロシアはソ連時代の戦闘機をウクライナに送っても紛争の流れは変わらないと主張し、戦闘機の供与による軍事的な優位性について否定的な見方を示している。実際ウクライナのゼレンスキー大統領がミグではなく米国製のF16戦闘機を求めているのはこのためかもしれない。

ミグ29は古い飛行技術を使っているアナログな航空機だ。一方、ゼレンスキー氏が供与を所望しているF16はデジタル技術を取り入れている。

ミグ29は短距離の戦闘任務に使用できる。武器を展開して、機動性に優れたロシア軍機を近距離で撃墜することが可能だ。だがF16はミグ29よりも航続距離が長く、用途が広い。統合された武器システムを備え、長距離能力やレーダー性能の点で大幅に上回っているため、より優れた早期警戒情報を提供できる。

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