ロシア予備軍が多数展開のルハンスク州でウクライナ軍が前進 州知事

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ハルキウ、ルハンスク州境で多連装ロケットシステムにロケットを装填するウクライナ兵/Vitalii Hnidyi/Reuters

ハルキウ、ルハンスク州境で多連装ロケットシステムにロケットを装填するウクライナ兵/Vitalii Hnidyi/Reuters

(CNN) ウクライナ東部ルハンスク州のハイダイ知事は8日、同州における戦況について「膨大な数の」ロシアの予備軍が到着しているにもかかわらず、ウクライナ軍は前進し続けていると述べた。

ハイダイ氏はテレビで、ウクライナ軍は前進しているがルハンスク州には特殊性があることを考慮する必要があると述べ、「ロシアの占領軍が膨大な数の予備軍を連れてきて防衛のための構造物を作り、非常に広範にわたって地雷を仕掛けたため、進撃はかなり慎重になっている」と説明した。

ウクライナ軍はハルキウ州で急速に前進した後の9月にルハンスク州の解放に取り掛かった。

ハイダイ氏はさらに「ロシア軍は理解しがたい反攻行動をとろうとしている。動員されたばかりの兵士が非常に多くいる」と指摘。スバトベとクレミンナ周辺での戦闘が続き、ロシア軍が大きな犠牲を払うことになるだろうと予測した。

同氏によると、ロシア軍からの絶え間ない砲撃の中、住民は当局から退避するよう説得されているにもかかわらず最近解放された集落にとどまっているという。

「私たちがどのように説得しようとしても、人々は解放された集落にとどまっている。隣人の家が攻撃されたことを知って退避に応じることもある。頑固さよりも恐怖心が勝っている」とハイダイ氏は述べた。

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