ヘルソン州、住民の「避難」は終了 親ロシア当局

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避難した住民がヘルソン州オレシュキーに到着する様子=10月25日/EPA-EFE/Shutterstock

避難した住民がヘルソン州オレシュキーに到着する様子=10月25日/EPA-EFE/Shutterstock

(CNN) ロシアが実効支配するウクライナ南部ヘルソン州の親ロシア当局は、ドニプロ川西岸から住民を避難させる措置は7日で終了したと発表した。

ロシアが任命した同州軍政の幹部はSNS「テレグラム」を通し、「残留を決めた住民の大半が今になって事態の深刻さ、警告の重大さを認識し始めている」と主張した。

反転攻勢を仕掛けるウクライナ軍が州都ヘルソンに迫るなか、州内では近く激しい戦闘が起きることが予想される。

同幹部によれば、州外へ避難する住民には10万ルーブル(約24万円)が支給され、住居の証明書が交付される。

ヘルソン州からの避難をめぐっては、ウクライナ人の住民が意に反してロシア領に移されるのとの懸念が指摘されている。

ヘルソン市民の1人は先週末、CNNとのインタビューで、南部クリミア半島への「避難バス」に乗ることを、住民たちは「片道チケット」ととらえていると話した。

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