イラン製兵器の使用、「ロシア軍の空洞化」示す 米軍退役将官

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キーウでのドローン攻撃と地面に伏せる男性=17日/Yasuyoshi Chiba/AFP/Getty Images

キーウでのドローン攻撃と地面に伏せる男性=17日/Yasuyoshi Chiba/AFP/Getty Images

(CNN) 米欧州陸軍の元司令官であるマーク・ハートリング退役中将は18日までに、ロシアによるイラン製自爆ドローン(無人機)の使用について、ロシア軍の装備品や人員が不足していることを示すものだと指摘した。

ロシアは17日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)への攻撃にイラン製ドローン「シャヘド136」を使用。ウクライナの当局者によると、妊娠した女性1人とそのパートナーを含む4人が死亡した。

ハートリング氏はCNNに対し、「プーチン氏の軍は今や空洞化している」と説明。開戦時から空洞化していたわけではないが、現在は装備品と人員の両面で空洞化が進んでいると述べ、ロシアは消耗したシステムを補充するため、イランなど他国に頼らざるを得ない状況だとの見方を示した。

イランはロシアへの兵器供与を否定している。

ウクライナのゼレンスキー大統領によると、ロシアはこれまでに2400機のシャヘド136をイランに発注した。このドローンは誘導ミサイルの搭載が可能で、有効搭載量は約50キロ。

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