ナバリヌイ氏の毒殺未遂で治療担当のロシア人医師が急死

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ナバリヌイ氏が搬送されたオムスク救急病院/Dimitar Dilkoff/AFP/Getty Images

ナバリヌイ氏が搬送されたオムスク救急病院/Dimitar Dilkoff/AFP/Getty Images

(CNN) ロシアの反政権活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏が昨年8月に毒を盛られたとされる事件で、直後にナバリヌイ氏の治療にあたったロシアの病院の医師が急死した。55歳だった。病院が4日に明らかにした。

セルゲイ・マキシミーシン医師/From Omsk Emergency Hospital No. 1
セルゲイ・マキシミーシン医師/From Omsk Emergency Hospital No. 1

死亡したのはオムスク救急病院の副医長だったセルゲイ・マキシミーシン医師。病院の発表によると、「突然の」死亡だった。死因は明らかにしていない。

ナバリヌイ氏は昨年8月20日、化学神経剤のノビチョクを盛られてシベリアからモスクワへ向かう機内で倒れ、オムスク救急病院の急性中毒病棟に運ばれていた。

麻酔・蘇生科の副医長だったマキシミーシン医師は、同病院でトップ級の幹部だったが、ナバリヌイ氏の入院に関する記者会見は行っていなかった。

ナバリヌイ氏はドイツの首都ベルリンの病院で治療を受けて回復。ロシアに帰国後、過去に有罪判決を受けた事件で執行猶予の条件を守らなかった罪に問われて、今月2日にモスクワの裁判所で禁錮2年8カ月の実刑を言い渡された。これに対して国内外で非難の声が巻き起こっていた。

ナバリヌイ氏の側近は、マキシミーシン医師がナバリヌイ氏の治療に当たった医局のトップで、治療の責任者だったことを確認した。

「(マキシミーシン医師は)誰よりもアレキセイの容体のことを知っていた。だから事件性は否定できない」と側近は述べる一方、「ロシアの医療制度は劣悪で、この年齢の医師の突然死は珍しくない。同医師の死に関する捜査が行われるかどうかは疑わしい」とも付け加えた。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]