少女強姦の容疑者とその母親、妊娠知り被害者に火付けた疑いで逮捕 インド

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事件はインド北部ウッタルプラデシュ州マインプリで起きた/OpenStreetMap/Mapbox

事件はインド北部ウッタルプラデシュ州マインプリで起きた/OpenStreetMap/Mapbox

ニューデリー(CNN) インド北部ウッタルプラデシュ州で、15歳の少女を強姦(ごうかん)して妊娠させた18歳の男が、自身の母親とともにこの少女の体に火を付けたとして、殺人未遂容疑で逮捕された。

同州の警察幹部がCNNに語ったところによると、容疑者と母親は今月6日、自宅で少女に灯油をかけて火を付けた疑い。

容疑者はいとこにあたる少女を、3カ月前に強姦したとされる。少女が妊娠したことが分かり、両家は2人を結婚させたほうがいいかどうかを話し合っていた。

インド最大の通信社、プレス・トラスト・オブ・インディア(PTI)が警察の話として報じたところによると、少女は容疑者と結婚させると言われて容疑者宅へ出向き、そこで火を付けられたとみられる。

少女の容体や、妊娠の経過は明らかでない。

警察幹部によると、強姦は同州西部マインプリで起きた。インドのモディ首相は7年前から取り組んでいる男女平等の啓発運動で同州に重点を置いてきたが、女性の地位向上は進まず、女性に対する暴力事件も後を絶たない。

女性は強姦される側が悪いと教えられ、被害に遭っても届け出ないケースが多い。この少女も3カ月後まで通報していなかったという。

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