プーチン氏、スノーデン容疑者にロシア国籍を付与

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米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者/Phillip Faraone/Getty Images for WIRED25

米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者/Phillip Faraone/Getty Images for WIRED25

(CNN) 米政府の情報収集活動を暴露して刑事訴追され、ロシアへ亡命中の米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者(39)が、26日までにロシア国籍を獲得した。

ロシアのプーチン大統領が国籍付与を指示し、その大統領令が同日、政府の公式サイト上で公開された。

スノーデン容疑者は2013年に機密情報を暴露した後、香港滞在を経てロシアに亡命。永住権の獲得に続き、20年に妻リンゼイ・ミルズさんとともに国籍取得を申請していた。

米議会は16年、同容疑者がロシアで情報当局者らと接触していると報告したが、本人はただちに「証拠のない主張」だとツイートし、これを否定した。

26日にはツイッターに「妻と私は何年も親と離れ離れになっている。息子たちとは離れたくない」と投稿。多少の安定が得られたのは家族にとって大事なことだとしたうえで、プライバシーの尊重を求めた。

プーチン氏は先週、ウクライナ侵攻への「部分的動員令」を出したが、ロシア国営RIAノーボスチ通信はスノーデン氏の弁護士の話として、同氏は対象にならないとの見方を伝えた。

同弁護士によれば、ミルズさんは配偶者として国籍を付与される見通しで、これから申請する。スノーデン氏には、ロシアで生まれて自動的に国籍を取得した子どもがいるという。

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