ドイツ供与の武器、ウクライナ東部の戦闘で効果 ショルツ首相

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ドイツのショルツ首相(左)とイスラエルのラピド首相/Annegret Hilse/AFP/Getty Images

ドイツのショルツ首相(左)とイスラエルのラピド首相/Annegret Hilse/AFP/Getty Images

(CNN) ドイツのショルツ首相は12日、ドイツがウクライナに供与した兵器について、非常に効率的であり、ウクライナ東部で現在行われている戦闘で効果を発揮していると述べた。ドイツ首都ベルリンで行われたイスラエルのラピド首相との共同記者会見で語った。

ショルツ氏は、ゲパルト対空戦車や自走榴弾(りゅうだん)砲、多連装ロケット砲システム「MARS」などドイツが供与した兵器が、現在目にしているように、東部の戦闘で結果を変える可能性があるという事実に貢献しているとの見方を示した。

ドイツはウクライナに対して防空システム「IRIS―T」を供与しているが、ウクライナは同システムの増強を決めたという。

ウクライナ政府は、より近代化された戦車に対する要求を強めているものの、ドイツのランブレヒト国防相はマルダー歩兵戦闘車やレオパルト戦車などの供与は拒否し続けている。

ランブレヒト氏は、独外交政策評議会(DGAP)のパネルディスカッションで、「これまでのところ、欧米諸国が製造した歩兵戦闘車や戦車を供与した国はない」と説明した。

ランブレヒト氏によれば、ドイツは訓練を必要とする自走榴弾砲なども供与している。しかし、ランブレヒト氏は「ウクライナで直ちに戦闘に使用できるソ連製の戦車」を供与することが急務だとの見方を示した。

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