暴動続発で40人負傷、コーラン燃やした極右政治家に抗議か スウェーデン

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暴動発生を受け、ショッピングセンター前のバリケードに火が放たれた様子/Stefan Jerrevang/AFP/Getty Images

暴動発生を受け、ショッピングセンター前のバリケードに火が放たれた様子/Stefan Jerrevang/AFP/Getty Images

(CNN) スウェーデン南部で15日から17日にかけて暴動が続発し、警察によると40人が負傷した。イスラム教の聖典コーランを焼却した極右政治家に対する抗議が発端とみられる。

警察の報道官によると、15日に暴動が始まった南東部の都市ノルチェピングとリンチェピングで警官26人、市民14人が負傷し、未成年者4人を含む26人が逮捕された。警察が現場映像の分析を進めていて、逮捕者はさらに増える見通しだという。

デンマークの極右政党「ストラム・クルス」を率いるスウェーデン系のラスムス・パルダン氏が、反イスラム運動の一環としてコーランを焼く画像をSNSに投稿し、今後も焼却を繰り返すと宣言した後で、暴動が発生した。警察は、パルダン氏に対する抗議行動が暴動に発展した可能性を調べている。

警察発表によると、ノルチェピングでは警察とデモ隊の衝突で、警察側の流れ弾に当たった負傷者3人が病院へ運ばれ、不法行為の容疑で逮捕された。いずれも命に別条はないという。

暴動は16日に南部の都市マルメまで広がり、17日まで続いた。警察の報道官はデモ隊に対する実力行使を認める一方、催涙ガスを使用したという報道については確認していない。

ロイター通信が17日に撮影した映像には、暴徒が警官に物を投げ付けたり、車両が炎上したりする場面が映っていた。警察は、犯罪組織の関係者らが混乱に便乗したとの見方を示している。

アンデション首相は暴力を非難する声明を出した。一方でイスラム教徒の多いサウジアラビア、イラク、エジプト、クウェート、ヨルダンの各政府は、コーランの焼却を極右過激派による挑発行為として非難した。

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