国境に集まるウクライナ避難民が増加、米への退避求め メキシコ

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検問所のメキシコ側で難民申請の順番を待つウクライナ人女性=3月24日、米・メキシコ国境/Guillermo Arias/AFP/Getty Images

検問所のメキシコ側で難民申請の順番を待つウクライナ人女性=3月24日、米・メキシコ国境/Guillermo Arias/AFP/Getty Images

(CNN) 米カリフォルニア州の国境線近くに位置するメキシコ・ティフアナ市に戦火を逃れて米国への入国を求めるウクライナ避難民の集結が目立ち始め、その人数は今後も増える見通しであることがわかった。

同市当局者と避難民の支援に当たるボランティア関係者が2日、CNNに明らかにした。市の移民担当行政当局の幹部によると、市内にいるウクライナ人は現在、約1500人。2日中には2000人に拡大するとも予想した。

過去4日間で驚くほど増えたと指摘。ロシア軍の侵攻後、先月11日から到着が目立ち始め、30人に達したと説明した。

避難民全員が米国への入国を求めているとみているが、米当局の審査が遅いとの不満も示した。ティフアナ市はスポーツ施設を臨時の避難場所にし、今後も到着するウクライナ人も含め全員を収容する準備を進めているとした。

カリフォルニア州オレンジ郡に住み、国境線近くに集まっているウクライナ避難民への支援グループに加わっている女性によると、避難民の人数は過去3日間で4倍に脹れあがった。

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