プーチン大統領が集会で演説、ウクライナ侵攻を正当化 放送途切れる一幕も

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演説やコンサートが行われる中、会場で国旗を振って盛り上がるロシア国民たち/Getty Images

演説やコンサートが行われる中、会場で国旗を振って盛り上がるロシア国民たち/Getty Images

公務員らは当局から祝賀イベントに出席するよう告げられていた。CNNはモスクワの公立校の1校で働く教師に届いた招待状を入手。そこには出席者に対し、ロシア国旗を持参の上、白い「Z」のマークを記した服を身に着けるよう促す内容が記されていた。「Z」マークは戦争を支持するシンボルとして、ウクライナで活動するロシア軍の車両などに塗装されている。

ただ誰もが喜んで集会に参加したわけではない。CNNの取材に答えた小学校教師の女性(26)は、学校側から集会への出席を要請された際、自らの道徳的原則を理由にこれを拒否したと話した。一方で別の学校に勤務する友人は、出席を拒否して解雇されたとも明かした。

CNNは解雇の事実について、独自に確認できていない。

集会は1時間半続き、演説のほか音楽の生演奏も披露された。プーチン氏のほか、国営メディアRTの幹部や外務省報道官といった著名な支持者も演説を行った。

集会の司会者が、ロシアを侵略していると西側諸国を非難する場面もあった。司会者の紹介でロシアの五輪選手らが登壇すると、観衆から「ロシア」コールが沸き起こった。

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