高名な古人類学者のリチャード・リーキー氏、77歳で死去

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リチャード・リーキー氏の1977年の写真/Marion Kaplan/Alamy Stock Photo

リチャード・リーキー氏の1977年の写真/Marion Kaplan/Alamy Stock Photo

(CNN) ケニアの古人類学者で環境保護活動家のリチャード・リーキー氏が2日、死去した。77歳だった。同国のウフル・ケニヤッタ大統領が、声明で確認した。リーキー氏は人類がアフリカで進化したことを証明する助けとなる証拠を掘り出したことで知られている。

同大統領は声明で、「私は今日の午後、2022年1月2日の日曜日、かつてケニアの公務員長官を務めたリチャード・リーキー博士が亡くなったとの悲報を、深い悲しみとともに受け取った」と述べた。

さらに「ケニアの国民、私の家族を代表して、そして自らのため、リチャード・リーキー博士の家族、友人、同僚に対し、この困難な服喪の期間に、心から哀悼の意とお悔やみを申し上げる」とした。

リーキー氏は高名な考古学者の一家出身で、母親のメアリー・リーキー氏は1978年、考えられていたよりもかなり早く、人類が直立歩行していた証拠を発見。彼女と夫のルイス・リーキー氏はまた、初期人類である猿人の頭がい骨を発掘し、我々の祖先について新たな知見をもたらした。

リーキー氏はケニアで多くの要職を歴任した/Sara Stathas/Alamy Stock Photo
リーキー氏はケニアで多くの要職を歴任した/Sara Stathas/Alamy Stock Photo

リチャード・リーキー氏は複数の化石を発見し、とりわけ160万年前にさかのぼる、ホモ・エレクトゥスの少年の完全に近い骨格「トゥルカナ・ボーイ」の骨を84年に発掘したことで知られている。

科学者としての業績の他、リーキー氏はケニア国立博物館の館長やケニア野生生物公社のトップを務めるなど、多数の役職を務めた。

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