ニューデリーで大気汚染が悪化、通学を1週間停止

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視界が悪い中走る車=11月7日、ニューデリー/Money Sharma/AFP/Getty Images

視界が悪い中走る車=11月7日、ニューデリー/Money Sharma/AFP/Getty Images

ニューデリー(CNN) インドの首都ニューデリーで大気汚染が悪化したことを受け、市内の学校への通学が15日から1週間、停止となった。

デリー首都圏政府のケジリワル首相は大気汚染対策に関する緊急会合後の記者会見で13日、「子どもたちが外出して汚染された空気を吸わなくて済むように、オンラインで授業を継続する」と語った。

ケジリワル首相はまた、デリー首都圏政府の業務も1週間は在宅勤務で行い、民間企業にもできる限り在宅勤務を促すとした。14~17日の間は市内での建設活動を禁止する。

インドの中央汚染管理局(CPCB)によると、ニューデリー上空は何日も前から厚いスモッグに覆われていて、汚染物質が拡散しにくい気象条件や、農家の野焼きなど地域的要因のために状況が悪化した。

ケジリワル首相は「天気予報によると、14~17日にかけては風のない日が続き、デリー上空は引き続き野焼きの煙に覆われるだろう」と述べ、「状況が一時的に悪化する可能性もある」と付け加えた。

CPCBの国家大気質指数によれば、14日早朝のニューデリー周辺の大気質は非常に悪い状態にある。長期間にわたってこうした状況にさらされれば、呼吸器系疾患を引き起こす可能性がある。

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