バイデン氏、ベラルーシに制裁科す大統領令発令 「不正選挙」から1年後

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ホワイトハウスで会談するバイデン米大統領(右)とベラルーシの野党指導者、スベトラーナ・チハノフスカヤ氏/The White House

ホワイトハウスで会談するバイデン米大統領(右)とベラルーシの野党指導者、スベトラーナ・チハノフスカヤ氏/The White House

(CNN) バイデン米大統領は9日、旧ソ連のベラルーシの政権内で人権や民主主義の弾圧に関与したとされる人物を標的とする大統領令を発令した。

今回の大統領令はベラルーシでの選挙からちょうど1年後に出された。米国をはじめとする多くの国々は、この選挙結果が不正によるものだとの見方を表明。ベラルーシ国内でも各地で大規模な抗議行動が起きている。

バイデン氏は声明で「ベラルーシ国民の明確な意思を尊重するどころか、ルカシェンコ政権は選挙不正を犯した。そして野蛮な弾圧行動によって反対意見を抑え込んだ」と述べた。

そのうえで、米国は同盟国とともに引き続き人権及び表現の自由を支持するとし、ベラルーシの個人や団体に対して新たな制裁を科すことを明らかにした。民主主義と人権への攻撃や国境を越えた抑圧、汚職に関して一定の役割を果たしたことが理由だという。

ホワイトハウスの資料によると、米財務省は同日、該当する27の個人と17団体への制裁を発動。ベラルーシに対する制裁としては過去最大規模だとしている。

財務省は報道向けの発表で制裁対象となった個人について「平和的な抗議に対する暴力的な弾圧を継続している」と指摘。今年の5月23日に起きた民間旅客機に対する強制着陸に関与した人物も含まれるとした。

先月バイデン氏と会談したベラルーシの野党指導者、スベトラーナ・チハノフスカヤ氏は9日、ルカシェンコ政権への制裁を拡大するとした米国の決定に感謝を表明した。

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